あらすじ

文学フリマ京都10出店中【き-48】です。 治外法権が敷かれ、日本でありながら日本ではない街――奈落場市。 毎日のように事件と暴力が起こるこの街で、自警団「杖道会」に所属する澪は、今日も銃を携え、街の治安維持に奔走している。 朝は恋人ネピトーと穏やかに目を覚まし、彼女の作る朝食を食べて家を出る。 しかし一歩外に出れば、誘拐事件、強盗、揉め事が次々と起こり、澪は冷静かつ圧倒的な力でそれらを解決していく。 キャバクラ嬢の救出、商店街での強盗制圧、酒場での腕相撲騒動―― 奈落場市では、平和な一日など存在しない。 一方でネピトーは、定食屋を営みながら同じく杖道会の一員として街を見守る存在だ。 澪にとって、血と銃の匂いが渦巻く日常の中で、ネピトーの料理と笑顔は唯一の安らぎだった。 事件に振り回され、人に好かれ、嫉妬され、危険に身を置きながらも、 夜になれば澪は必ずネピトーの待つ家へ帰る。 そこには、互いを信じ、欲し、受け入れ合う確かな関係がある。 これは、異常が常識となった街・奈落場市で、 「守ること」と「愛すること」を両立させながら生きる二人の、 非日常でいて、確かに日常な一日の物語。

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カクヨム
カクヨム2026/01/18
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