あらすじ
「悪魔は邪悪の象徴。そんな悪魔に好かれているお前は、心まで真っ黒な悪役令嬢に違いない」
ハービィ伯爵令嬢パルマは、婚約者であるエドワードからそんな理由で婚約破棄を言い渡された。
エドワード曰く「前世の記憶」によると悪魔は悪であり、それを連れているパルマも悪らしい。
あまりに偏った理屈だが、何を言っても無駄。傷物令嬢として扱われることを覚悟したパルマは、実家で悪魔のルルとひっそり生きていこうと決める。
──はずだったのだが、捨てられた直後にセファロタス公爵のシュナクに呼び止められた。
「僕の連れている天使が、貴方の連れている悪魔に一目惚れをしてしまったのです」
なんと彼の連れている天使ハニエルが、パルマの連れている悪魔ルルに恋をした!
天使の恋を成就させるため、協力と言う名の婚約をすることになったのだが……あくまで「二人のため」のはずが、なぜかパルマ自身もシュナクから溺愛されて……?