あらすじ
小説で鬱展開とサクッと進まない話が苦手な私が初めて手掛けた作品です!AIに添削補助してもらっていますが、本編のストーリーは私が書き上げてます!
楽しんで読んでくれたら嬉しいです!
全話完結まで書き上げているので、毎日更新します!?忘れてたらごめんなさい。
〜太古の昔、世界を創世し、歴史の闇に消えたはずの闇の女神が、永い時を経て、転生した。
しかし、転生で、安らぎと温もりに包まれ家族に愛されたいと心から願った。……はずだったが、産まれ落ちて直ぐに「忌み子」と蔑まれ、母子共に殺されかけた。
しかし、娘を愛することで「聖母」へと覚醒した母テティアと、幼き神として世界を再構築する娘エリス。二人は腐敗した王国を脱し、亡命先のミレニアム共和国で、虐げられた人々を救うための聖域「サリウス領」を築き上げる。
だが、国の闇に根を張る組織と、黒髪を「悪」と断じる聖教会の欺瞞が、彼女たちの安寧を脅かす。
母娘の逆鱗はついに臨界点を超えた。
大陸全土で同時多発的に発生する、腐敗貴族たちの「神隠し」。
白銀の業火が罪深き魂を焼き尽くし、偽りの神を掲げる聖教国は、真なる女神の顕現によって崩壊の時を迎える。
これは、絶望の淵にいた母子が、愛娘と共に世界を浄化し、新たな福音をもたらすまでを描く、圧倒的スケールの復讐と救済の物語。
〈本編の5章の一部です。〉
リレトス聖教法国の謁見の間。そこに現れたのは、神獣フェンリルが人化した神獣ビャクと、五体の聖獣たちだった。
『私は神獣ビャク。主神の命により、この国を滅ぼしに参りました』
冷酷な宣告に、法皇と七聖天は脂汗を流し、膝を震わせる。空には、聖教国が裏で犯してきた数々の非道――子供たちの虐殺や魂の取引――の光景が映し出されていた。
「大司教たちが勝手に企てたことだ! 我は知らぬ!」法皇は醜く叫ぶが、ビャクは嘲笑した。
『見苦しいですね。貴方たちが犠牲にした子供たちと同じように、輪廻の輪にも戻れず、偽女神への贄にもなれぬまま、魂ごと消滅してみましょうか?』
その言葉と共に、大司教と審問官たちが絶叫し、七孔から鮮血を噴き出して霧散した。
「そ、そんなはずがない!」法皇が王笏を掲げ、女神オフィリアの顕現を祈るが、奇跡は起きない。
『あら、そんなに会いたいのですか? では、連れてきてあげましょう』
ビャクが虚空に手を突っ込み、空間から引きずり出したのは、金髪の美しいが恐怖に顔を歪めた翼ある女性――女神オフィリアその人だった。
その時、世界が押し潰されるような凄まじい圧力が場を支配した。
破壊された天井の遥か上空、次元の壁がガラスのように砕け、巨大な「瞳」が地上を覗き込んだのだ。
『……ビャクよ、何をしておるのじゃ?』
天の裂け目から、幼くも絶対的な威厳を湛えたエリスの声が降り注ぐ。ビャクは慌ててオフィリアの頭を床に叩きつけ、強制的に土下座させた。
『そ奴の罰は、後で天界でじっくりと与えてやる。妾の創った箱庭を汚した玩具どもは、すべて妾が遊んでやるからのぅ』
瞳が瞬きをすると、次元の罅は消え去った。ビャクは震える手でオフィリアを空間の穴へと投げ捨てた。
聖王たちは、自分たちが神と崇めていた存在が、ゴミのように扱われる現実に、ただ底知れない諦念と無力感を味わう。