あらすじ

「君、逃げ回ってばかりで役に立たないからクビね」 新卒で入った冒険者パーティを、わずか二年で追放された九条蓮二(24歳)。 彼が持っていたのは、敵の攻撃を自動で避けるスキル【絶対回避】と、物理法則を無視して加速する【慣性制御】だけ。 攻撃力ゼロ。防御力ゼロ。 しかし、元パーティは気づいていなかった。彼が超高速で囮になり、あらゆる怪物のヘイトを集めていたからこそ、無傷でいられたことに。 職を失った蓮二だったが、落ち込む暇もなくこう考えた。 「戦うのが無駄なら、戦わずに『運べば』いいんじゃないか?」 彼は個人事業主として、ダンジョン専門のデリバリーサービス『アビス・ランナー』を開業する。 ターゲットは、危険すぎて誰も近づかない地下100階層以深の「深層エリア」。 そんなある日、国民的人気を誇るSランク探索者兼配信者・天王寺凛(てんのうじ りん)から、絶体絶命の危機に「解毒ポーション」の緊急注文が入る。 制限時間は20分。 ルート上には氾濫したミノタウロスの群れと、階層ボス。 「――注文承りました。最短ルート(ボスの頭上)で向かいます」 これは、ただ荷物を届けているだけなのに、 配信カメラに映り込んだその「神速のパルクール」によって、 いつの間にか世界中の視聴者から「最速の神」「リアルRTA走者」と崇められてしまう男の物語。 一方、彼を追い出した元パーティは、中層程度で壊滅の危機に瀕していた。 「あれ? 俺たち、あいつがいないと何もできない……?」 ※カクヨムコンWeb小説コンテスト・現代ファンタジー部門向け作品。 ※戦闘なし、ひたすら爆走する爽快お仕事ファンタジーです。

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カクヨム
カクヨム2026/01/18
  • 現在の作品【深淵のウーバー】「逃げ足が速すぎる」とパーティを追放されたので、ダンジョン専門の配送業を始めたら、深層のSランク冒険者にポーションを届けられるのが俺だけだった件。なぜか「最速の神」としてバズってます