あらすじ

人々が「記憶」を売買する時代。 私は、その取引を記録する仕事をしている。 誰かの幸福、後悔、罪。 忘れられるはずだったそれらは、記録として保存され、 二度と本人の元には戻らない。 記録者は中立でなければならない。 そう教えられてきた。 だが、ある記録を前にして、私は初めて迷い始める。 記憶を残すことは、本当に正しいのか。 忘却は、誰のための救済なのか。 静かに進行する近未来SF。 記録と感情、その境界を描く物語。

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カクヨム
カクヨム2026/01/18
  • 現在の作品空隙のカルテ ――記憶を記録する仕事の話――