あらすじ
天使の学園、シルヴィア学園。
一ヶ月前に入学した少女アリア・ノイマンは、翼が一つしかないために、天使の出来損ないとして嫌がらせに遭う日々を送っていた。
ある日、学園の庭園《迷路の花園》で、不思議な“黒い何か”に導かれたアリアは、決して入るはずのない異界へと迷い込む。
そこには、魂の光が川となって流れ、赤いクリスタルを宿す巨大な大樹がそびえ立っていた。
懐かしさと恐怖に胸を満たされた瞬間、アリアは無意識に歌を口ずさむ。しかし、普通の歌ではないようでーー
「それ以上歌わない方がいい」
背後から声をかけたのは、金の髪と碧い瞳を持つ少年。
彼はアリアの歌のことを知っている様子で…?
伝説の大樹オルビテラの上に浮かぶ天空惑星、セレスティア。人の魂は死後、オルビテラの根を介してセレスティアへと辿り着く。
これは魂を揺らす歌を持つ片翼の少女と、全てのものの本質を見通す炯眼の天使の少年が奏でる、輪廻と運命のセレナーデ。