あらすじ
訳ありで瀬戸内の島に赴任して来た数学教師・神部と、島の生活に飽きている15歳の冴月。神部のストイックな姿勢に惹かれる冴月だが恋とは思っていない。一方の神部は幼い頃のトラウマと冴月を無意識に重ねている。
神部の訳ありの原因を何となく知った冴月は、島の浜辺で偶然見つけた星砂を集めて神部のお守りにしようと考える。受験期なのに、本来瀬戸内にある筈のない星砂を懸命に集める冴月。その姿に神部は教師にあるまじき意識が自分に芽生えていることを感じる。
過ちを防ぐために策を打った神部に、そんなことは知らず夢見た高校受験を突破した冴月。しかしその理由を知った冴月は確信し始めた自分の気持ちを繰り延べる。
「いつかは」を呟く二人に穏やかな春が降り注ぐピュアラブストーリィ。