あらすじ
戦争を変えなければならない。
一人の決断が、歴史の流れを大きく歪めた――。
第二次世界大戦、日米は激しく衝突していた。だが戦いのさなか、戦場では常識では説明できない現象が発生する。
兵器は本来の破壊力を失い、戦争は奇妙に「平和な姿」へと姿を変えていった。
神の意志なのか、魔法なのか、あるいは――未来から来た男の介入なのか。
捕虜となった私は、目の前で続くその"おかしな戦争"をただ見上げるしかない。
いつからだろう。この戦争は変わってしまったのは。
いつまでだろう。兵士たちは命を懸け続けなければならないのだろう。
今日も私は、空を見上げ、祈る。
◆これは、破壊の代わりに甘美が降る世界を描く、もうひとつの大戦史である。