あらすじ
数十年前のパンデミックにより、男性ホルモンが極端に減少した現代日本。
男性は美しくも脆い『保護対象』となり、女性が社会を支え、ダンジョンから溢れ出すモンスターと戦う過酷な時代が続いていた。
そんな中、俺だけがなぜかウイルスの影響を受けず、旧人類の強靭な肉体と精神を持って目覚めた。
ある日、街中に現れたモンスターに襲われ、命を捨てて市民を守ろうとしていた女性警備官。
周囲の男たちが悲鳴を上げて逃げ惑う中、俺は彼女の前に立ち、拳一つで怪物を粉砕した。
『怪我はないか? 無理しすぎだ。ここは俺が引き受ける』 その一言が、戦うことしか知らなかった彼女の人生を変えた。
この事件をきっかけに、俺の存在は『絶滅したはずの強きオス』として世界中に拡散される。
莫大な資産を持つ財閥令嬢、軍隊を率いる女将軍、そして孤独な天才科学者。
彼女たちが求めたのは、俺の遺伝子だけではない。
弱った時に肩を貸し、共に歩んでくれる、たった一人の『パートナー』としての俺だった。