あらすじ
これは死後の世界のお話……、なんて、堅苦しいのはやめにしよう。
転生者諸君が転生したのはとあるゲームを再現した世界だ。その世界で、君たちはゲームのキャラを演じてほしいんだ。それが、僕たち悪魔と我らが神の願いなのだから。
ハルカ、君にはこの言葉は届かないだろうね。ゲーム世界の君――「フィカシオ」はシナリオ通りならゲームクリア前に「死ぬ」。
ただ、この世界での君が「生きる」か「死ぬ」の判断は、全てハルカに任せるよ。そして、ゲームシナリオを元にした、「君自身」の物語を紡いでほしい。君は「ゲームのキャラ」であり、同時に「ゲームに縛られた存在」ではないのだ。
……さて、始めようか。「死」を超えた先にある光景を、世界の「再演者たち」の「衝突」と「調和」を。新たなシナリオを書いて、僕たちを楽しませてくれよ?
ああ、そうそう。「決して我らが介入しない、してない」とは言ってないことを、どうか忘れずに。
――アルカナ・ラヴァーズの劇団長、「とある悪魔」の独白。