あらすじ

子どもの頃、歌を褒められた。 それだけで人生は売りに出された。 貧しい家の親は金を受け取り、カルロは修道院併設の養成所へ送られる。声だけを残すために。 舞台では天使を歌う端役。 楽屋では粉と油にまみれ、薄い給金の中で“代わりがいくらでもいる”現実にすり減っていく。 そんな彼の前に、ある夜、“買い手”が現れる。 それは救いか、それとも新しい檻か。 天使の値段が支払われたとき、カルロの人生は静かに歪みはじめる。

連載情報

ウェブ小説

配信言語
カクヨム
カクヨム2026/01/17
  • 現在の作品伯爵は贈り物のセンスが悪い