あらすじ

世界の均衡を保つために生まれた存在――紅心核。 それは感情と選択の余剰が凝縮した、危険な心臓だった。 紅心核を宿す少女は、年を取らず、役割だけを与えられ、 世界が静かであるために「感じ続ける器」として生きてきた。 ある日、彼女の隣に現れたのは、 本来なら彼女を回収するはずだった存在――回収器の青年。 彼は世界の命令よりも、 少女を「人として見る」ことを選んでしまった。 これは、世界を救う物語ではない。 世界を壊す物語でもない。 均衡の中で、二人が“席”を作って生きていく物語だ。 静かな日常、わずかな歪み、選び続けることの重さ。 感情を持つことを許されなかった少女と、 機能として生まれた青年が、 “普通”を取り戻していく後日譚ファンタジー。

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カクヨム
カクヨム2026/01/17
  • 現在の作品紅心核