あらすじ
齢十三で父を亡くすも、
その痛みと苦しみを乗り越えて政界で立身した男、王莽。
しかし、腐敗した国家は清廉高潔の士を求めず、
王莽は政争に敗れて帝都を追われる。
失意の中、帝国を彷徨う王莽は、
ある時、皇帝の血を引いた少年たちに出会い、一巻の書物を託す。
その直後、停滞していた時代が英雄を求めて激しく動き出す。
遥か西方、ローマの地にて、
運命が偉大なカエサルを、アウグストゥスを求めたように。
シルクロードの西端でローマ帝国が内乱を経て成立した時代、
シルクロードの東端で起きた動乱を描く歴史ファンタジー。