あらすじ
深い森の中、暗い洞窟。その場所に現れたのは紫の石と見知った人の姿で…
「よく来たね。待っていたよ」
そう言ったその人の片手に素早く集まっていく鋭利な光が私の浅はかな希望を打ち砕いていく。
…嘘。
何か、とても怖い夢を見た気がする。
とても悲しくて、辛くて、恐ろしい夢。
次期国王となる第一王子の婚約者であり、公爵令嬢のフィリリアは妃教育に明け暮れていた。
何かと忙しく疎遠な家族、婚約者には放置される日々。
そんな折、始まった魔法の授業。講師を任されたのはは歴代最年少魔術師団長で…?
朗らかでマイペースな最強魔術師団長と生真面目過ぎる第一王子の婚約者、2人の魔法の授業が…
「私、昨日の魔法の授業、お茶会とお昼寝しかしていないわ…!???」
始まったり、始まらなかったりする物語。