あらすじ
日本。
それは世界唯一の被爆国である国。
さらに憲法の三つの基本原理には平和主義があり、
世界に核兵器廃絶を訴え続ける国でもある。
しかし、
裏を返せば核兵器を持たず、牽制力がゼロの国ともとれる。
いつ戦争などに巻き込まれてもおかしくはない。
ここでいったん窓の外を見てほしい。
鳥はさえずり、公園では子供が遊んでいる。
なぜ日本はこれほど平和なのだろうか?
そこには誰にも感謝されず、ただひたすら国のために動く組織があった。
PCT、平和調査組織。通称名パケット。
日本国内のあらゆる事件を未然に防ぎ、
あわば日本に被害が及ぶであろう、外国の事件さえも範囲内。
彼らが掲げることは一つ。
『平和の永久的継続』
そんな組織の将来の隊員を育てる学校、国立パッケト専攻養育学校。
この物語の主人公、服部賢雄[はっとりけんゆう]。
彼はその運動神経の良く、体力テスト二年連続全国一位の天才だった。
そのためこの学校への入学を誘われたが、一度断ってしまう。
しかし、ある事件をきっかけに入学をし、
裏の世界に身を投じていくことになる。
普段パッケトは行動役と、サポート役に分けられる。
行動役の賢雄のサポートに入るのは、
生まれつき耳が聞こえない少女、石鳥蜂[いしとりはち]。
そんな彼女も、全国模試一位の天才だった。
体と頭、お互いがカバーしあうことで、
不可能なミッションも可能に変えていく。
今そこでぼーっとしている君に知ってほしい。
この国が平和な理由を、そこにかける決意を.......