あらすじ

児童養護施設で過ごす生「サクヤ」の傍には、 どんなときも、野良猫のコトラがいてくれた。 ある日の夏。 16歳の誕生日。 サクヤは一人の男性と共に、地球から姿を消した。 ――彼女は異世界における亡国の姫だった。 天に認められ、天獣を従えることを許された『天人(てんにん)』。 彼女の一族は『天虎(てんこ)』を従え、山奥の小国で静かに暮らしていたのだ。 * 天人は世を見守る天の遣いだ。 争うことなく、人を導き、平和を守る――だが、ある日、『天龍(てんりゅう)』を従える一族が、 世界に散らばる天人を殺し、天獣の権利を奪い、世界統一を目論んだ。 世界は争いに満ちた―― 一族が襲われる最中、王と王妃は、我が子サクヤと一匹の天獣を、 太古から伝わる転移装置を使い、逃がすこととする。 異世界に旅立つ我が子が成長し、そしていつの日か、己の国を立て直し、 悪しき天龍の一族へ立ち向かうことと信じて。

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小説を読もう2026/01/17
  • 現在の作品天獣は私が「亡国の姫」だと主張する