あらすじ

ここは20XX年の日本。完全なる再開発で23区が8地区に編成され、“アストロシティー”と呼ばれるようになった東京。 5年前、突如として巨大生物が世界中の主要都市に出現。物流や交流はストップし、各国は地域ブロックごとに怪獣からの防衛を強いられることとなった。日本はその地理的環境や政治面の失敗からアジア圏の防衛システムに参加することが叶わず、MSBP(Ministry of Special Biological Protection)と呼ばれる精鋭チームを結成。数年の奮闘の後、従来は対処療法でしか対応できなかった怪獣に対してのドーム型列島包囲バリアを構築することに成功した。だが、これは同時に江戸時代よりも完全な鎖国を行うことを意味し、時の政府による抑圧政策もあり、食糧不足や金銭トラブルで各都市の治安は破滅的に悪化した。 そんな街に突如として現れた大犯罪者・大伴剛毅。彼は「悪魔が服を着て歩いている」と呼ばれるほどの凶悪性と予測不能な突飛さを兼ね備えており、周囲では常に殺人や窃盗、脅迫が起きるとさえ言われている。しかし、大伴は人懐っこそうな笑顔と気まぐれな優しさでファンも多く、正義が嫌いな大多数の一般市民たちにはむしろ愛されている。 大伴剛毅は、どのようにしてヒーローになるのか。そして、ヒーローとは一体どんな存在か。正義にまったく興味のない犯罪者がヒーローになってしまった物語。

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エブリスタ
エブリスタ2022/09/15
  • 現在の作品ヒーローになってしまった男