あらすじ
家族の転勤に伴い、住む家を失った男――雨宮大地。途方に暮れていたところに声を掛けてきたのは、学校の後輩で評判の美少女、奏多司だった。
「――同棲の条件は1つだけ。わたしをせんぱいの許嫁にしてください!」
突然の事態に戸惑う大地だったが、好きでもない相手と許嫁になることに抵抗があった彼はその話を断る。
しかし、しつこく食い下がる司は新たに別の提案をする。
「――だったら、この同棲中にせんぱいがわたしのことを好きになったら許嫁にしてください!」
あまりのしつこさと、自分のこれからを天秤にかけた大地はひとまずその条件を飲んで同棲を始めることに……。
「けど、いいのか? その条件だと俺に有利過ぎないか?」
条件を飲んだはいいものの、あまりにも自分が有利過ぎる条件に戸惑う大地に司は不敵な笑みを浮かべ、言い放った。
「――大丈夫です。絶対にせんぱいを惚れさせてみせますから!」
こうして、2人は同棲を始めたのだが……この同棲には1つ問題があった。
学校では美少女で通っている奏多司という少女は……変態だったのだ。
「――なんで毎朝俺の布団に裸で潜り込んでくるんだてめえはぁ!?」
これは許嫁希望の変態で後輩の美少女と普通に生きたいだけの少年の同棲ラブコメディーである。