あらすじ
雨粒が落ちて流れていくように、流されるままに生きていたい。
男はそんな考えで生きていた。変わりたいと、変えないといけないと理解っていても。
そんな考えの男はある日、異世界へと流れ込む。
そこは物語の中のような世界。人々は剣を持ち、魔法を使う。夜空を見上げれば、月が二つ浮かぶ世界。
一見、元いた場所とは全く違う世界はしかし実際のところ大した違いは無かった。
男は失望するも……元の世界では決して持ち得なかった新しい力に気付く。
力を使い、男は新しい世界で幸せを掴もうともがく。時には流れに逆らう事も必要なのかも知れないと考えるようになる。
これは、剣と魔法の世界に流れ落ちた男の物語。