あらすじ

エターナルギャラクシー外縁の宇宙レストラン《ループ&スプーン》に、二人の場違いな客が同時に現れる。 一人は銀河帝国の提督らしき人物。戦争と秩序の象徴だが、この店ではただの客でしかない。 もう一人は落ちこぼれの宇宙人。所属も功績もなく、存在理由すら曖昧だ。 店では因果も階級も通用しない。 提督の威厳は料理の前で剥がれ、宇宙人の無価値さは皿洗いの手つきで相殺される。 彼らは対立もしなければ理解もしない。ただ、同じ空間で同じ時間を消費する。 やがて提督は「場違い」であることを自覚し、静かに去る。 宇宙人は、役割を果たしたあと、自分から溶けて消える。 どちらも排除ではなく、この場所に適合しなかった結果だ。 銀河史的には、何も起きていない。 戦争も和解も革命もない。 ただ、宇宙レストランに来て、帰った客がいただけだ。 だがその過程で、 「意味や階級がなくても、人は席に座り、飯を食い、去れる」 という事実だけが、静かに残る。 エターナルギャラクシーは回り続ける。 その片隅で、《ループ&スプーン》は今日も営業中だ。 次の客が誰であっても、特別扱いはしない。

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小説を読もう2026/01/16
  • 現在の作品エターナル・ギャラクシー ~いいね地獄からの脱却~