あらすじ
事故死したコンビニバイトの俺は、「地球の提携先」と呼ばれる異世界に転生した。
幸運9999。言語理解SS。そして――《チュートリアルモードON》。
転生先で待っていたのは、かつて俺が(無意識に)助けた猫。
猫耳の少女となった彼女は、俺を「ご主人様」と呼んで慕ってくる。
子猫たちに囲まれて、のんびりスローライフ……のはずだった。
『推奨:よく噛んで食べる(消化吸収率12%UP)』
『注意:冒険者ギルド営業時間 午後5時まで』
『推奨(強):直ちにこの場を去る』
うるさい。飯くらい好きに食わせろ。
便利なのは認める。けれど、このチュートリアル、何かがおかしい。
初仕事を終え、教会で聖魔法が放たれた瞬間――神父が俺の横を睨んだ。
「あなたの左肩の前に浮かんでいた、透明で邪悪な板はなんですか」
この「親切なチュートリアル」の正体は、一体なんなんだ?