あらすじ
「一人一職」が絶対の理である世界。
名門騎士家に生まれたカイルが授かったのは、魔物戦では役立たずの不遇職【アサシン】と、農民の派生と蔑まれる固有スキル【接ぎ木】だった。
「騎士の家に暗殺者が生まれたなど、一族の恥だ!」
父に勘当され、家を追放されたカイル。
しかし、異世界転生者である彼は【接ぎ木】スキルの真の恐ろしさに気づいていた。
それは、植物だけでなく「職業のスキルツリー(技能の樹)」さえも枝として繋ぎ合わせ、本来あり得ない最強の個体を造り上げる外法の力だった。
【アサシンの手数】×【モンクの剛力】×【世界樹の無限魔力】
本来なら共存不可能なスキルを次々と自身の肉体に接合し、カイルはバグじみたオートコンボを完成させていく。
さらには安価な薬草から得た「胞子」を世界樹の魔力でブーストし、敵を内側から食い破って「植物ゾンビ」へと変え、その能力を永久に奪い取る――。
「不遇職? 外れスキル? ……笑わせるな。あんたたちが守っている神のルールを、今から俺が根こそぎ『剪定』してやるよ」
これは、神の設計図から逸脱した「継ぎ接ぎの暗殺者」が、世界を支配する理を塗り替えていく物語。