あらすじ
音に傷ついた前世を持つ私は、
**「音が魔法になる異世界」**に転生してしまった。
この世界で私は、
音を聞くたびに命が削れる呪いを受けている。
そして発作が起きると――白いうさぎの姿になってしまう。
逃げ込める場所は、王立禁書庫。
音の少ないその場所で、私は司書見習いとして生きることになった。
そんな私の前に現れたのは、
生まれつき音魔法を感知できない“欠落者”の騎士。
彼の声だけは、なぜか刺さらない。
彼のそばだけは、生きていられる。
これは、
音を失った私と、音を知らない彼が、
禁書庫の静けさの中で恋に落ちる物語。