あらすじ
うさぎのらんらんは、いつも自分のおててを「ぎゅっ」とにぎりしめていました。 「わたしのてのひらは、いきどまりのめいろみたい。きっと、かなしいことしかおきないんだわ」
そんならんらんの前にあらわれたのは、ふしぎな万年筆をもった、たぬきのぽんぽん。 ぽんぽんは、らんらんのてのひらに、まほうのあおいインクで一本のせんをひきました。
「これは、しあわせの出口につづく道や。きみがだれかと手をつなぎたくなったとき、このせんは光るんやで」
心をひらきはじめたらんらんに、ちいさな奇跡がおこりはじめます。 にぎりしめていたこぶしをほどいて、自分をもっと好きになれる、心のまほうの物語。