あらすじ

駅から少し離れた商店街の端に、 青い窓と、窓辺に青い鳥を置いた喫茶店がある。 名前は「燈(ともしび)」。 理由をうまく言葉にできない夜、 そこでは、何かを説明しなくてもいい。 途中で帰っても、最後までいなくてもいい。 角の席に残された謎めいた包み、 本の間にそっと挟まれた小さな紙、 必要以上に踏み込まない、穏やかな店主。 この店を訪れる人たちは皆、 それぞれの事情を胸に、羽を休めている。 青い鳥は、まだ飛ばない。 でも、飛べなくなったわけでもない。 これは、 立ち止まることを許された人たちの、 静かでやさしい再生の物語。

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カクヨム
カクヨム2026/01/15
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