あらすじ
「Chord:Rebellion」――それは、放課後の私たちが鳴らす、世界への小さな反逆。
走れなくなった日。言えなかった言葉。救えなかった夜。
それぞれの痛みを抱えた少女たちは、音を重ねることで少しずつ自分を取り戻していく。
音楽は、過去を消してくれない。けれど、止まった時間を動かす“合図”にはなれる。
「もう、走ることはできない」
陸上部のエースとして期待されながら、怪我で夢を絶たれたリコ。 居場所を失った彼女を救ったのは、 サラが鳴らすベースの重低音と、ミウが刻むドラムの旋律だった。
髪を染め、制服を改造し、メイクを施す。 それは、ただの「おしゃれ」ではない。 かつての自分を脱ぎ捨て、新しい自分へ生まれ変わるための“儀式”だった。
「Chord:Rebellion」として動き出した彼女たちの音は、 周囲の期待や偏見、そして自分自身の過去を塗り替えていく。
そして、季節は巡っていく。 進路、別れ、加速していく少女たちの恋心。言葉にできない想いはすべて、かき鳴らすコードの中に。
音楽に魂を預けた少女たちの、熱く、切なく、そして一途な群像劇。
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物語とリンクした楽曲(YouTube)も時々公開します。
読んだあとに聴けば、きっと同じシーンが胸の奥で鳴ります。