あらすじ
世界は、すでに終わりかけていた。
人類は最後の選択として、
「悪魔」を機械に落とし込む計画を始動させる。
ソロモン72柱――
それぞれ異なる権能を与えられた、
元・人間の志願者たちによる完全戦闘用アンドロイド。
雷を操る機体《アムドゥシアス》。
かつて「シン」と呼ばれていた彼も、その一体だった。
戦うたびに人格は削れ、
倒した敵の武器と魂を取り込み、
彼は少しずつ“悪魔”へと近づいていく。
なぜ彼らは戦わされるのか。
なぜ、72体も必要だったのか。
世界を終わらせる決断を下すために、
人類は“神”を作ろうとしていた。
これは、
悪魔になることでしか戦えなかった者が、
最後まで人間であろうとした物語。