あらすじ
「呪いは解けた」――そう、誰もが信じていた。
エスパルダ聖皇国 の皇孫皇女であるジャンヌは、戦女神ディエル の加護を受けた巫女姫。
五年前、魔族アーグの襲撃によって最愛の弟であるジョン(カルロス)は呪いをかけられ、眠ったまま成長が止まってしまった。
神剣を抜き、アーグを討ち、ジョンは目を覚ました。
――けれど、その瞳は闇に閉ざされたままだった……。
呪いは、本当に解けたのか。
それとも、まだ終わっていないのか。
残された視力喪失という現実。
奪われたのは三つの宝石?
そして、倒したはずの魔族の影。
手がかりは「瞳の宝石」という言葉だけ。
「今度こそ、わたしがカルロスを救ける」
そう決意するジャンヌを待っていたのは、さらなる戦いではなく、
立場・責任・沈黙という名の現実だった。
護衛騎士団長ファンは厳しく道を塞ぎ、
皇宮呪師インスは協力を拒み、
周囲の大人たちは「待て」と言う。
――それでも。
弟の傍に居続けることと、弟を救うことは、本当に同じなのか。
“走り続けてきた巫女姫”は、初めて立ち止まることを迫られる。
これは、
魔族を斬る物語ではない。
神剣を振るう物語でもない。
救いたいと願う心が、試される物語。
呪いの“残照”が消えるその時まで、
巫女姫は、まだ答えのない道を進み続ける――。
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※本作は、第1部「レッドフレイムの呪い」を踏まえた続編ですが、ここからでもお楽しみいただけます。
登場人物の関係性や背景をより深く知りたい方は、ぜひ第1部もお楽しみください!
【本作品は、世界観を共有する『夢の木シリーズ』内、
【C・C・C(カオス・クレール・クロア)】編に属する物語です】
【第1部はこちら】
姉姫様は魔族を斬りたい!
~最愛の弟皇子を救うため、女神の巫女は呪いをかけた魔族を探します~
【第1部・レッド・フレイムの呪い】
https://kakuyomu.jp/works/822139839415666422
【本作の裏側を描いた外伝 第1弾も公開中】
皇宮呪師は護りたい!聖皇国列伝秘聞①
~悪夢の海で瞑る翳・代償と贖罪の狭間で望まれる~
https://kakuyomu.jp/works/822139841737300083
※本作は「小説家になろう」にも投稿しております。