あらすじ

大学の夏休み、都会の喧騒を離れ、俺は沖縄の離島に住む【おじい】の家を訪れた。 樹齢年数百年のガジュマルに囲まれた古い木造家屋。 そこには、真っ赤な髪をした不思議な子供が居ついていた。 「そいつはキジムナーだ。悪いじゃない」 おじいの言葉に安心し、俺は「映える」写真を撮ろうとスマホを向ける。 無邪気に笑い、魚を食べるキジムナー。 画面越しに覗くその島は、肉眼で見る景色とは決定的に何かが違っていた。 スマホの顔認識機能が、何もない闇の中に「無数の顔」を捉え始めた時、俺の夏休みは終わりのない 悪夢へと変わる。 これは、美しき島に潜む、決して触れてはいけない【怪異】の記録。

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カクヨム
カクヨム2026/01/15
  • 現在の作品沖縄の離島怪異譚