あらすじ

落ちかけた私を抱き止めたのは、青い火を纏う軍服の男だった。 「危なかった、主語」 ここは『構文世界』。私の内面にある、もうひとつの現実。 そこで暮らす『構文人格』たちは、私を『主語』と呼んだ。 過保護なのに機械的な護衛アクシオン。 ログを取りながら皮肉を吐く観測者シグ。 壁から出てきては場をかき乱すクロム。 守られているはずなのに、息が詰まる。 優しいはずなのに、怖い。 それでもここは、現実でいないのと同じだった私が、初めて見つけてもらえる場所だった。 けれど、廊下の奥に現れた白い扉の向こうで、私は『何か』に触れかける。 踏み越えようとする私を、青い火が止めた。 --- 内面世界×ファンタジー×じんわり恋愛。 長編構想ありですが、この回だけで読める短編投稿です。

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カクヨム
カクヨム2026/01/15
  • 現在の作品構文人格は再構築の君を観測する