あらすじ
文明を持たない下層民として蔑まれる「ウミビト」の少年、カイ・セラ。
彼はある目的のために、合格すれば富と名声、そして世界への通行権が得られる最難関資格『境界測図師(サーベイヤー)』の選抜試験に挑む。
ボロ船で現れたカイを周囲の貴族やエリートたちは嘲笑うが、結果は──余裕の合格。
古代の遺物(オーパーツ)を使いこなし、相棒のカモメと共に海を渡るカイにとって、その試験はただの「散歩」に過ぎなかった。
世界最強のライセンスを手に入れたカイは、8年前に別れた幼馴染、侯爵令嬢のリシェルと再会する。 感動の再会──と思いきや、、、
衣食住完備、資金無制限、権力使い放題。 実家(侯爵家)のような安心感と、最強の通行権を手に入れた少年は、地図にない未知の世界へ旅に出る。北は氷河、西は樹海、東は粘液、南は魔獣。 四方すべてが「死に場所(バッドエンド)」の人類。
──上等だ、道がないなら創ればいい。