あらすじ
ガレリアン王国の第一王子ヒュンメルトと聖女サフラワーは深く愛し合っていたが、国王ビルシュタンは国益のために婚約破棄を強行。平民出身のサフラワーは失意のまま国を去る。しかし、彼女を蔑んだ報いはすぐに訪れた。女神の怒りにより国は天変地異に見舞われ、魔王軍の侵攻で滅亡。人々は意識なき屍と化した。
数年後、荒廃した王都に戻ったサフラワーが見たのは、腐り果てた姿になっても彼女へ贈ったティアラを抱きしめ続けるヒュンメルトの姿だった。彼女が涙ながらに屍の彼へ口づけを捧げたとき、愛の奇跡が世界を塗り替える。不義の王には裁きを、愛し合う二人には再興の光を。これは絶望の果てに掴む、救済と再生の物語。