あらすじ
その日、スマホに入ってきた父からの言葉。
ごめんという言葉と母さんと離婚したという内容。
聞いてなくて急いで家に帰るといつも通り、ソファーに寝ている兄と、大きなカバンに荷物を入れる母。
泣きついても頑張れの言葉で出て行った母と恋人の所へ行くといった兄。
何が何だかわからず玄関に座り込んだが、家は売れ、父親の指示された場所へと引っ越した。
主人公、桜井沙織は、小さい時に誘拐された、記憶は夜の睡眠を邪魔していた。
引越し先で眠れない沙織は、ある日、遅刻しそうになったことで隣に住む同い年の龍一と合う。
始めは挨拶と、エレベータ先乗り合戦に勝利するだけの関係だったのだが、ある日、鍵を忘れた龍一を家に入れたことで二人の関係が変わっていく。
それは間違って配達された郵便物が龍一の父親光一に、郵便物の苗字が違う事を指摘。旧姓菱田金という珍しい苗字と、知っている父と、噂されている会社の事を聞いた沙織は、変な事件へと巻き込まれていく。
自分の両親が誰なのか?兄との関係もぐちゃぐちゃになっていきそうになる。
知りたいことは自分の両親のことなのに、次々出てくる知らない名前と親戚たち、パニックになる沙織を助けてくれたのは龍一だった。
眠れない日々が、やっと眠れるようになった時、沙織の周りのことが明らかになっていく。