あらすじ

街が壊れる兆候を検知したとき、ひとつの存在が出動する。  その名は――ゴーディ。  巨大な体を持ちながら、彼は吠えない。  建物を壊すことも、人を襲うこともない。  ただ静かに街に立ち、人間たちの選択を見届ける。  ゴーディの出動条件は「敵の出現」ではない。  災害、事故、暴動、戦争――  原因を問わず、“街が壊れる未来”が観測されたとき、彼は呼ばれる。  しかし皮肉なことに、ゴーディが到着する頃には、街はすでに人間の手によって傷つけられていることが多い。  そして多くの場合、出動命令は解除される。  彼が介入すれば、被害が拡大する可能性があるからだ。  人々は知らない。  その街が「これ以上壊れなかった理由」を。  本作は、戦わない怪獣・ゴーディと、彼を管理する組織、そして街で生きる人間たちの視点が交差しながら進む連載SFである。  怪獣の存在が“脅威”ではなく“抑止力”として機能する世界で、問いかけられるのは一つ。  ――街を壊しているのは、誰なのか。  守られなかった街、救われなかった選択。  それでもゴーディは、今日も呼ばれる。  壊させないために。

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エブリスタ
エブリスタ2026/01/01
  • 現在の作品『出動!ゴーディ ―壊させない者―』