あらすじ

魔物はかつて、人間に恐れられる存在だった。 森に潜み、夜に現れ、作物を荒らし、家畜をさらう。 その姿は伝承となり、絵本の中では「悪しきもの」として語られてきた。 だが、時代は変わった。 ある一冊の本――『魔物図鑑』の登場が、世界の見方を塗り替えた。 著者は、かつて冒険者として名を馳せた青年リオ。 彼は剣を置き、筆を取り、魔物と向き合い、暮らし、記録した。 「魔物は、ただ生きているだけだ」 その言葉とともに、図鑑は静かに広まり、やがて人々の暮らしに魔物がペットとした形で入り込んでいった。 世界は空前のペットブームへ。 当の本人は本の売上で、冒険の途中で見つけた自然豊かな土地にある村(モノモリ村)で、悠々自堕落に暮らすはずだった。 しかし、ペットブームへと流れが変わったことにより、彼の元には、ペットの相談が舞い込んでくることとなる。 これは、魔物と人間が共に暮らす時代の、図鑑と日々の物語。 春には桜が咲き、冬には雪の降る村で、薪を割り、食事を作り、魔物と朝を迎える。 そんな静かなスローライフの中で、リオは今日も新たな一頁を綴っていく。

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カクヨム
カクヨム2026/01/14
  • 現在の作品魔物図鑑を書いて一儲けしたら、ペットブームが到来してスローライフが騒がしくなった件〜飼い方も知らずに魔物を飼う村人たちが、アドバイスを求めて押しかけてきます。図鑑くらい読んでくれ……