あらすじ

男兄弟に囲まれて育った朝比奈朔。 木登りも走るのも得意だけれど、女の子らしいことはまるで分からない。 そんな朔が出会ったのは、旧華族の家に生まれた、礼儀正しくて静かな少年・桂木遥斗。 木の上で鳴く子猫を助けられずに困っていた遥斗の前に、 朔は迷いなく木に登り、軽やかに子猫を救い出す。 「……ありがとうございます」 丁寧に頭を下げる遥斗と、そっけなく「別に」と返す朔。 価値観も育ちもまるで違う二人の距離は、最初はぎこちない。 だけど、遥斗の優しさに触れるたび、 朔の中で“女の子らしさ”が少しずつ芽を出していく。 これは、不器用な少女が、 誰かを好きになることで“自分”を知っていく物語。 そして、静かな少年が、 風のように自由な少女に心を揺らされていく恋のはじまり。

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カクヨム
カクヨム2026/01/14
  • 現在の作品不器用な私に、君が教えてくれたこと