あらすじ

雪は降っていなかった。 それにも関わらず、世界は常に雪の気配を返し続けていた。 声を発せば、言葉は意味になる前に白く反射し、沈黙を置けば、その沈黙すら雪として戻ってくる。 呼びかけと応答の区別は失われ、世界は一方的に「反響」だけを生成する装置となっていた。

連載情報

ウェブ小説

配信言語
エブリスタ
エブリスタ2026/01/08
  • 現在の作品雪が秩序だった世界