あらすじ
ブラック企業で使い捨てのようにリストラされた三十五歳の会社員・高城修吾は、人生の行き先を見失い、夜の公園のベンチに座っていた。
そこで出会ったのは、
財布もスマホも使えなくなり、空腹のあまりお腹を鳴らしていた女子大学生・藤森結子。
成り行きでファミレスに連れていったことから、
二人の関係は思いがけない方向へと動き出す。
後日、結子は修吾に「家政夫として一緒に暮らさないか」と提案する。
彼女は、今話題になっている女子大生小説家だった。
人生に立ち止まった大人と、
若くして注目を集める書き手。
奇妙な共同生活の中で、二人は少しずつ、自分の居場所を見つけていく。
これは、
再出発と日常を描いた、静かなヒューマンドラマ。