あらすじ

​「お願いだから、僕を一人にしてください(切実)」 ​異世界に転生したタロウの願いは、平穏無事に老衰で死ぬこと。 神様から押し付けられた特典『剣神の加護』は、あらゆる攻撃をオートで弾き、音速の剣技を可能にするチート能力だったが、タロウ自身はゴキブリ一匹で悲鳴を上げる極度のビビりだった! ​ある日、森で野宿中に遭遇した王女のピンチ。 恐怖で腰を抜かして震えていただけなのに、その振動は「空間を歪めるほどの殺気」と勘違いされ、適当に振り回した剣は「神速の剣技」と崇められる。 あろうことか、タロウは隣国ウル・タロン帝国の行方不明の皇子『レオンハルト』だと誤解され、国家規模のVIP待遇を受けることに!? ​「違います! 僕はただのタロウです! 帰りたい!」 ​必死の否定(命乞い)は「王者の謙遜」と受け取られ、沈黙(思考停止)は「深謀遠慮」と解釈される。 王女から逃げ出して辿り着いた商業都市でも、路地裏で震えていただけなのに大商会の用心棒に抜擢され……。 ​本人の意思とは裏腹に、タロウの評価はうなぎ登り。 これは、最強の力と最弱のメンタルを持つ男が、周囲の深読みによって勝手に英雄に祭り上げられていく、胃痛と栄光の物語。

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カクヨム
カクヨム2026/01/13
  • 現在の作品『ビビりの最強剣士は、平穏に暮らしたい。〜勘違いで隣国の皇子にされた俺、動くたびに伝説になっていく〜』