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あらすじ
都内の雑居ビル、窓のないフロア。 契約社員のコンテンツモデレーターである「俺」は、通報された投稿を淡々と判定し、理由を選び、消す――それを三年間続けてきた。 月末の残業中、保留フォルダに紛れ込んでいたのは、たった二文字の投稿。 「返して」。 意味不明なはずのそれを境に、仕事の画面の“外側”から、通知が届き始める。 削除理由のチェックボックス。確定ボタン。『共有できません』という境界線。 消す側だった男が、消される側へ。 これは、言葉を消す仕事の先にある“行き先”を覗いてしまった記録。
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2026/01/13
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