あらすじ

深夜二時。杜賀八雲(とが・やくも)は自らの顔に銀鍼を突き立てる。 戦国より続く隠密の家系「杜賀衆」に伝わる秘術、易貌鍼(いぼうしん)。 それは、筋肉や骨を組み換え、他人の容姿を完璧に模倣する地獄の業(わざ)だった。 自分の顔も名前も捨て、組織の「影」として生きる八雲。彼が潜伏先に選んだのは、盲目の老鍼灸師・源が営む古びた店だった。 「目が見えない相手なら、潜伏にはお誂え向きだ」 そう踏んでいた八雲だったが、源は皮一枚の嘘を見透かすように呟く。 「八雲、お前の心は凝っているぞ」 そんな中、八雲に下された新たな指令。 それは政治家の隠し子・東條サクラの護衛。 だが、その任務の裏には、組織の存亡をかけた巨大な罠が隠されていた……。

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カクヨム
カクヨム2026/01/13
  • 現在の作品影武者の一族・顔が無い鍼灸師は、今日も誰かになる〜お互いを知らない《杜賀衆》の末裔が、唯一自分を見つけてくれた「裏切り者」を守るまで~