あらすじ
「魔法の無駄遣いだ」
そう言われて婚約を破棄され、南方の辺境へ追放された元・聖女エオリア。
けれど本人は、まったく気にしていなかった。
暑いならエアコン魔法を使えばいい。
甘いものが食べたいなら、全自動チョコレート製造魔法を組めばいい。
一つをゆっくり味わっている間に、なぜか大量にできてしまうけれど――
余った分は、捨てずに売ればいいだけの話。
働く気はない。
評価されても困る。
世界を変えるつもりもない。
彼女が望むのは、ただひとつ。
自分が快適に、美味しいものを食べて暮らすこと。
その結果――
勝手に広まるスイーツブーム。
静かに進む元婚約者の没落。
評価だけが上がっていく謎の現象。
それでもエオリアは今日も通常運転。
「魔法の無駄遣い?
――快適な生活のために、全部必要ですわ」
頑張らない。
反省しない。
成長もしない。
それでも最後まで勝ち続ける、
アルファポリス女子読者向け“怠惰ざまぁ”スイーツファンタジー。