あらすじ
余命一年を宣告された聖女エリス。
彼女は魔王封印のための「人柱」として、その命を捧げる運命にあった。
そして、その処刑を執行する役目を負わされたのは――
彼女の初恋の相手であり、今は王国筆頭騎士となった護衛騎士レオン。
愛する人に、自分を殺させる。
その罪を背負わせないため、エリスは彼を遠ざける嘘を選ぶ。
冷酷な聖女を演じ、嫌われることで、彼を救おうとした。
一方レオンは、彼女を殺さずに済む方法を密かに探し続ける。
たとえ自分の命を代償にしても――。
残された時間はわずか。
迫る儀式、逃れられない宿命、世界か、愛する人かという究極の選択。
「愛する人のために、愛する人を傷つける嘘」
「救うために、殺さなければならない運命」
すれ違い続ける二人が、最後に辿り着く答えとは。
切なさと覚悟が交錯する、
タイムリミット恋愛ファンタジー。