あらすじ
小国エデナリアで間諜として育てられた風使いの少女、イレーネ・フロレスタ。
彼女の任務は、ラァス帝国の皇帝に近づき、情報を祖国へと送り続けること。
メイドとして宮廷に潜入したものの、イレーネは皇帝セヴェルス・レグナートルに正体を見破られてしまう。処刑を覚悟するイレーネに、セヴェルスが告げたのは意外な言葉だった。
——「余の退屈を殺せ」
任務のためだと自らに言い聞かせ、皇帝の手合わせに従事するイレーネ。
だがその日々の中で彼の偏愛に触れるうち、イレーネは生まれて初めて愛情を知っていく。
祖国からセヴェルスの暗殺を仄めかされ、宮廷を揺らす皇弟派の陰が近づくが、イレーネはセヴェルスの孤独と執着に触れるたび優先順位を見失っていった。
イレーネの生きるための“嘘”や“祖国への忠誠”が奪われていく中、セヴェルスは政敵に挑む相棒として間諜であるイレーネを指名する——。
狂った愛に身を委ねるか、それとも祖国のために愛した人を討つのか。有能スパイ女子と暴君皇帝が織り成す、命懸けのブラック任務ラブストーリー。
作者の活動5周年記念作品として、いつもより力を入れて執筆しましたので、ぜひ遊びにきてください。ただし万人向けではありません注意。
※レイティングは保険です。耽美的表現を心がけて色気は多少入っていますがエロ・グロは書いていません。表紙はAI生成です。