あらすじ
社長令嬢・結城美桜は、企業合併の条件として、財閥御曹司・鷹宮玲司と政略結婚する。
二人の結婚は最初から“期限付き”だった――一年後、互いに愛情がなければ離婚するという契約付きの夫婦。
礼儀正しく、穏やかで、何不自由なく与えてくれる夫。
けれど美桜は、玲司を「良い人」だとは思っても、「好き」にはなれなかった。
どうせ終わる結婚なのだから、期待もしないし、踏み込むつもりもない。
一方で玲司は、共に過ごす日々の中で、少しずつ美桜に惹かれていく。
彼女の真面目さ、強さ、時折見せる孤独――
気づけばそれは、財閥の跡取りとしての理性を超えた、本物の恋になっていた。