あらすじ
企画『お題で飛び込む新しい世界』応募作品です。
アルテリオ王国の侯爵令息リヒャルトーー次男である彼は出奔しなければならないと考えていた。
表向きは家督相続の揉め事を避けるために。
本音は冒険者ギルドの受付嬢に惚れ込んで。
どうせ出奔するならと、国王ジョーデルはリヒャルトに依頼をした。
鉄鋼製の剣を、鉄の剣として辞書に登録するか、鋼の剣として辞書に登録するのか――そんな理由で起こっている小競り合いを抑えて欲しいと。
最低の動機で出奔したい侯爵令息が、最低の理由で内乱を起こしかけている国内の面倒ごとをさっさと片づけて受付嬢のところに行きたいお話です。
なお、作者の独断と偏見により、戦記だと思っています。