あらすじ

少年は、メカを駆る。 宇宙太陽光発電——SSPが世界の勢力図を再編した時代。 送電網と受電港は破壊すべき軍事目標ではなく、奪うべき稼働資産となった。 権限を移し、電力を奪い合う―――そのために撃破より無力化を重んじる。精密戦の確立である。 電磁装甲の普及は装甲戦車の復権となったが、遠距離火力の確実性低下を招き、戦闘距離の近距離化を進めた。 受電港には精密戦を概念を形にした兵器が配備される。マザードローンに牽引されることで軽量・実用化された人型兵器、マリオネット・フレーム――通称ハンガー・トルーパー。 少年は、その有人機の操縦席にいる。 吊られているのは機体だけではない。 人も、SSPも、MFも、世界の秩序そのものも、一本の糸でぶら下がっている。

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カクヨム
カクヨム2026/01/12
  • 現在の作品吊下機動兵ハンガー・トルーパー