あらすじ

——これは、君とセカイと、恋のお話。  感染した人間を99%の確率で死に至らしめる因子『ネメシス』。その因子に適合した僅か1%の人間は、「ヒト」ではなくなる。彼らは『ネメシス』により超常の異能と殺人衝動を付与され、また『ネメシス』をばら撒く感染源と化すのだ。  故にその存在は人類の災厄とされ、各国政府主導の研究所に秘密裏に収監、管理されていた。  そんなある日、研究所から適合者の少女が逃げ出し、一人の少年と運命的な出会いを果たす。  少女に一目惚れした少年は、彼女の置かれた境遇を知らぬままに救いの手を差し伸べ——その手を少女が握った瞬間、全ては音を立てて動き出した。  共に研究所の追っ手から逃げる最中、少女は初めて手にした温もりに戸惑いながらも、少年に惹かれ。少年は、地獄の底で生きる独りぼっちの少女を救いたいと、強く願う。 少女を助ける事は、数多の罪無き人を犠牲にする事だとしても。その結果、己がどれ程の罪咎を背負う事になろうとも。 「——たとえ世界の全てを敵に回したとしても、俺が必ずお前を守る」  全ては、この一言に帰結する。  その先の未来に、微かな希望があると信じて。

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カクヨム
カクヨム2026/01/12
  • 現在の作品Ever lost memory:世界を犠牲に少女を選んだ、とある少年の観測記録