あらすじ

壊すことでしか、救えない世界がある

解体工事会社で「手元」として働く桐生拓海(きりゅう・たくみ)、28歳。重機オペレーターへの昇格を目指しながら、日々バールと電動ハンマーを握り、内装解体や分別作業に汗を流す毎日。ある日、老朽ビルの解体現場で予期せぬ崩落事故に巻き込まれ——気づけば、見知らぬ草原に倒れていた。
そこは剣と魔法の異世界「テルミナ」。神を名乗る存在から告げられたのは、この世界が「循環の崩壊」によって滅びかけているという事実だった。古代文明の廃墟、放棄された魔王城、有害な魔素を垂れ流す廃坑——それらが適切に処理されないまま放置され、大地を蝕んでいる。
拓海に与えられたスキルは「分別解体」「廃棄物鑑定」「重機召喚」。剣も魔法も使えない。だが、この世界の誰にもできない「壊して、分けて、資源に戻す」技術だけは持っていた。
魔物の巣窟と化した廃墟を、手作業と召喚した重機で安全に解体する。回収した希少鉱石や魔導金属で、貧しい村に富をもたらす。勇者パーティーですら攻略できなかった魔王城を、緻密な手順と分別解体で「安全に」更地に戻す。拓海は「解体屋」として、世界中の「終わりの始末」を請け負っていく。
やがて彼は世界の真実を知る。


※この物語は小説家になろう、カクヨム、アルファポリスで掲載されています。

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アルファポリス
アルファポリス2026/01/12
  • 現在の作品解体屋、異世界を更地から救う ~俺の分別スキルが魔王の遺跡をリサイクルする~