あらすじ

小さい頃、テレビで見た悪役に憧れてから約十年。  世界各地に資源採掘場のダンジョンがコンビニより多い日本で、堅実主義かつ理想家の俺は自分を必死に鍛えてキャスターとしての立ち回りを覚えた。  ある日、スライム系が住むダンジョン・ドロドロの迷宮でリハーサルを行う俺・タロットゼロは物理耐性が高いスライムにボコボコにされる女騎士を見つける。  彼女の近くには配信用の自立ドローンが飛んでおり『ライブ配信中』と文字が浮かんでいるが、あまりの効率の悪さとダサさに【自分の考えた悪役ムーブ】で突っ込んでしまう。 「あ、あなたは何者?」 「私は通りすがりの悪役だ」  得意な氷魔法でスライムを凍らせて派手に砕いた後、ホワイトアウト状態で女騎士の元から華麗に去っていく。  ただこの行動が『大バズり』して【残念イケメン】として人気になり、俺のやりたかった【理想の悪役ムーブ】が粉々に砕けてしまう。 「俺の夢が初日で崩壊した……」  根が真面目で堅実主義なせいで【悪役適性が皆無】の男子高校生が理想の悪役になるために頑張るが、空回りまくる勘違いコメディ。

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カクヨム
カクヨム2026/01/12
  • 現在の作品理想の悪役ムーブをキメた氷魔法使い、なぜかリスナーに【愛すべき残念イケメン扱い】されてバズってしまう!